どうも最初に買ってもらったフェルナンデスで、希少価値に目覚めてしまったというか、俺はギターを選ぶときに見た目も相当重視するようになっていたようです。お金を貯めて足りない分は親に出してもらってと、ようやく購入したフォークギターはヤマキというメーカーのB-30でした。当時ヤマキはバッファローシリーズというギターを売り出していて、ギターヘッドがオックスヘッドといわれる牛の角型をしており、ピックガードもそれっぽい独特のもので、見た目の(俺的には)カッコよさに惹かれたものでした。何故ヤマハのFGシリーズにしなかったのか。どうもヤマハは量産型というイメージがクラッシックギターのときに頭にこびりついてしまい、また三つの音叉のマークもまるで音楽室っぽくて嫌だと思ってしまった。いいギターなんですけれどね。
ギター部を作りたいと思っていた中学三年当時、生徒会の協議委員(図書委員長)をしていた俺は、職権(発言権)を利用して(笑)、部員を集めて部を作ってしまった(当時部員が四人以上いれば部は成立)。念願かなったりとホクホクしていた俺でしたが、一歩進んで二歩下がるのが世の常と言うもの・・・。(続く)
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